2018-01-01から1年間の記事一覧

ソポクレース and 1 more アンティゴネー (岩波文庫)

オイディプスの続々話。 全員が不幸になる。 クレオンはまともな人物であり、悲劇をもう少し丁寧にしてほしかった。あんなざっくりじゃない。あまり悪いことしてないし。 残りは妹だけどイアネーアスはどうなるんかいね 少し雑な構成。伝令がピエロ調

ソポクレス and 1 more オイディプス王 (岩波文庫)

昔に読みました。 話の筋は有名。 イオカステの自殺の描写がなんとも言えない。 悲劇の典型で模範的。シェークスピア劇みたいね。 アリストテレスの批評確認せねば。

アポロドーロス and 1 more ギリシア神話 (岩波文庫)

たんたんと人物中心のギリシア神話。 はじめ退屈だか寓話的話はなかなか。 女は男の10倍よいとか。昔の人の資料集だったのか。 イリアス時代は神話なのね。最後のオディッセウスの考証はつらいな。

ホメロス and 1 more ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)

流れるように読むことができた。 まずは最後。 アトレウスとアガネムノンの死者の語り。死に際とは何かか。 ペネロペイアの女っぷりもよし。だんなをためして愛したり。のろけもよし。 女中の殺し方は恐いね。残虐。生きたまま陰部を犬に食わせるとは。 あと…

ホメロス and 1 more ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

イリアスを読んだ後だと、すごく楽しい。アガメムノンもアキレウスも死んだし、幽霊でるしで、外伝みたいな気持ちになる。 一方ですごくファンタジー。女神や怪物あばれまくりで、シリアスさが少ない。イリアスみたいにまじめでもいいのになぁ。 まあでも読…

稲盛 和夫 アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)

小さい単位までに採算性を導入し競争させる。社内価格などを決めるためにリーダーの人間性が問われる。 下請けいじめてないかね。たぶん同じ経営スタイルを下請けに求めてないか。経費削減への閉塞感を感じる。 内容が社内の幹部研修史料のせいか読みにくい…

ホメロス and 2 more イリアス〈下〉 (岩波文庫)

下巻はアキレウスあばれる。命乞いも許さず殺害の限りをつくす。そのさまは前後の話とは違和感がすごい。悪鬼羅刹。 死ぬ運命にあるはずなのに、最後はヘクトルの葬儀で終わる。未完なのかな。 レトリックの多い文書にもなれてきた。深みを感じる。 よし次は…

クリスチャン・ マスビェア and 2 more なぜデータ主義は失敗するのか?:人文科学的思考のすすめ

戦略系コンサルでも人文系。データの裏付けがない戦略立案。 顧客調査をもとにひらめきを待つようなものか。 一言で気づかいが重要としている。 視野としては自分、会社ではなく、社会全体を考えて、イノベーションするべきとのこと。 数字は相手に説明しや…

成美堂出版編集部 英検4級過去6回問題集 ’18年度版

旺文社よりこっちを選ぶ。CDついてるし安いから。めでたく子供は4級合格。塾いかせてないからなかなかでは。やっぱりねちねち勉強が一番と思う。あと解き方も重要。どこまでいけるか楽しみ。

ホメロス and 2 moreイリアス〈上〉 (岩波文庫)

上が終わりました。 岩波で一番古い時代の本かな。いやてか世界で一番古いのか。 むかしオディッセウス読んでたから、親しみはあったけど、なかなか楽しめる。 違和感は二つ。 オディッセウスは嫌われてる?すごい英雄なのに、たまにこすられてる感がある。…

内田 和成プロの知的生産術 (PHPビジネス新書

アウトプット向けと書いてある。 自分の役割は何かを知る必要があり、決断は少ない量で速く、は参考になった。 内田氏は昔から会話が得意だったそうな。心憎い、というかにくい。 たぶんまだまだ奥が深い話があるんだろうが、うすっぺらい。中古が一円なのは…

竹村 彰通データサイエンス入門 (岩波新書)

入門の入門で目新しいものもなく、すごく概括的で後半戦は読む意味がよくわからないとはいいすぎか。 滋賀大にデータサイエンス学部ができたのはしらなんだ。 よくかんがえると、統計的なデータ的な話を読みたい、何がかわるの?→自動運転、仕事なくなる、囲…

フランシス・ベーコン and 1 moreベーコン随想集 (岩波文庫 青 617-3)

やっと読めた。 知は力なり。むかしに教科書でみて以来憧れ。本を買ったのは10年以上前か。読んでもわけわからん、つまらんと。 いま読むと、うん、なんだかどうだろう。 雑誌のコラム連載かな。 悪い旦那に良い嫁がいるパターン。たまにやさしい旦那。また…

スコット・パタースン and 1 moreザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち

サブプライム本 ザトゥルースはほんとにあるのか。 天才という言葉がたくさんでてくる。たくさんいる天才。 アービトレージ、裁定取引は色々ありそう。きかおくべしと思う。 物理的なものは統計できる。心はできない、限界がある、らしい。 でもやっぱなんと…

佐藤 望 and 2 moreアカデミック・スキルズ(第2版)――大学生のための知的技法入門

実務的な本。大学生向け。 できてるひとはできてる。 意識してちゃんとやったほうがよいよという本。 レポート書くときに見返したりするのがよかとよ。 シリーズでてるみたいで、表紙も綺麗。 さすが慶応しゃれてる。 自分が学生の時は何も考えてなかったな…

服部 茂幸新自由主義の帰結――なぜ世界経済は停滞するのか (岩波新書)

新自由主義経済は主流派。 市場に基本的にまかせる。物価の安定だけやる。 実は上手くいってない。金持ち減税で富が集中してるだけ。政治と金持ちが癒着してると。 アメリカの政策はずっと間違えてるし、責任もとらない。 以上が要約だけど、経済がよくわか…

PHP研究所「営業」で勝つ!ランチェスター戦略 (PHPビジネス新書)

名前はよくきく、ランチェスター。 シェア率わけの戦略理論だったのか。しらなんだ。 足下の敵を叩くとの発想はなかなか。イメージしたことなかった。 もちっと弱者の戦いを詳細に知りたかったなぁ。 極地戦をすればいいんだろうけど、セグメントわけがむず…

中央公論社地政学入門―外交戦略の政治学 (中公新書 (721))

地政学リスクとよく言われている。 意味がよくわからないので購入。 ん~読んでもよくわからない。 マッキンダー、ハウスホファー、マハンがいるのか。 モンロー主義は重要だろう。 世界の外交、軍事関係の整理、外観かな。 もっと違うことに応用したかった…

評言社基本 エリアマーケティング―地域対応の「売れるしくみ」づくり

予想外に見易い。 論点は押さえてる。 GISはどこで手にはいるのか。 昔自分でほしいと思ってたよ。

日本経済新聞出版社エリア・マーケティングの実際 (日経文庫)

スペシャル飛ばし読み。 得るものがほぼない。 本部と仲良くやれよとかな。 なんか日経のこのシリーズっていつも今一。 中途半端かな。アカデミックでも独自性でもない。 まだまだブックオフでエリア関連買ったから次に期待。

シェイクスピア and 1 moreリチャード三世 (岩波文庫)

むかしむかしに買ったのを読んだ。 読みごたえあり、構成がしっかりしてる。 やっぱりシェイクスピアは嫉妬の物語。自分のことが情けない、愛されないと思ってる。 けど、実行力はあり、手にいれるものは手にいれる。 何が言いたかったんだろう。 薔薇戦争が…

上田 泰個人と集団の意思決定

ひさしぶりにアカデミック。 行動経済学の詳細版? 書き手がやさしいせいかすごくよみやすい。 いろんなバイアスがあって良いことも悪いこともあると。良いのがヒューリスティックか? 集団の意志決定は大変興味深い。たしかに失敗例の検討だけでは困難であ…

ウィリアム・シェイクスピア and 1 moreお気に召すまま (岩波文庫 赤 204-7)

ひさしぶりのシェイクスピア。 読みやすく薄い本。 逍遙がつけた題名が現代まで続くとはさすが。 舞台としては歌あり踊りありでよいのかも。イメージしやすい。 ジェイクイズは何者なのか。タッチストウンは道化の手本?黒澤の乱のピーターを思い出す。 次は…

フラッシュ・ボーイズ   10億分の1秒の男たち                     

高速取引は日経でもよくでているが、あまりネガティブな印象はなかった。 あとがきでも書いてあるが、日本でもアメリカが稼いでいるらしい。 やっぱり日本は遅れているんだろう。 競合から人材をひっぱってくることがアメリカの強みではないか。良いことも悪…

金融ジャーナル社金融時事用語集 2018年版

知らない用語があったので会社でまてめて購入。 結論から言えばいらなかったかな。日経毎日読んでたらわかるレベル。用語解説の執筆者なく、責任の所在不明。 もちっと真面目にやってほしい。

神永 正博食える数学 (角川ソフィア文庫)

軽いほん。 数学では食えないが結論かな。 工学部の学生にいかに数学を教えるかが主題。たしかに応用から基礎に向かうのは重要かも。 微積分の発展系のくだりはおもしろかった。数学科の学生でもやっぱり悩むんだね。

W・チャン・キム and 2 moreブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

ブックオフで安かったシリーズ。 そうか新版がでてたのか。 とりブルオーシャンは有名。 思ってた概念とちと違った。 バリューイノベーションが必要で、需要サイドからの発想、再構築し、しかもはじめからコスト戦略する。 いろんなフレームあるが言葉ながく…

村田 薫 and 1 moreアメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

すごくよかった。 アメリカの歴史って学校で学ぶこと少ない。世界一の国なのにね。 とうぜん歴史は浅い。教科書にしては語り口調がやさしく、多面的。大義が政治には必要かね。 領土がすごく少なかったことにびっくりだな。奪ってきたけど、どうにか一つのア…

銀行業務検定協会銀行業務検定試験外国為替2級問題解説集〈2018年3月受験用〉

マニアック本。貿易実務とかを教科書に勉強するのが正解なのか。三級の参考書が一番まともかなぁ。 とりあえず四週ぐらいしたかな。まじで何いってるのかわからないくだり多い。あと完全なる上から目線。 銀行関係の試験はうからすきがあるとは思えず。 でも…

マイケル・サンデル and 2 moreそれをお金で買いますか――市場主義の限界

ブックオフでいっぱい安く売ってる。 まず題名が訳せない。 whatの位置が意味不明。お金は何を買うことができない?が正しいと思うが邦訳は、買いますかと、なんだかな。でもサンデルは楽しい。いろんなおもしろい事実を集めるのが得意な人。情報収集の技を…