クリスチャン・ マスビェア and 2 more なぜデータ主義は失敗するのか?:人文科学的思考のすすめ

戦略系コンサルでも人文系。データの裏付けがない戦略立案。
顧客調査をもとにひらめきを待つようなものか。
一言で気づかいが重要としている。
視野としては自分、会社ではなく、社会全体を考えて、イノベーションするべきとのこと。
数字は相手に説明しやすい道具だから、公平性を感じるけどね。言い訳のもとにもなる。
このコンサルが手掛けた失敗事例はないものか。

ホメロス and 2 moreイリアス〈上〉 (岩波文庫)

上が終わりました。
岩波で一番古い時代の本かな。いやてか世界で一番古いのか。
むかしオディッセウス読んでたから、親しみはあったけど、なかなか楽しめる。
違和感は二つ。
オディッセウスは嫌われてる?すごい英雄なのに、たまにこすられてる感がある。できすぎだからかな。ずるがしこいイメージ?
弓使いがいるけど、有名人にダメージ与えてる。わりにはなんか槍じゃないからださいみたいな扱い。
二つともどうなんだろう。ながい話だから評価がぶれちゃうのかなぁ。
とりあえず女性は戦利品ですごくなまめかしい。ネストルのところでかいがいしく用意してたりして、うらやましいかぎり。
さあ下巻にいきましょう。

内田 和成プロの知的生産術 (PHPビジネス新書

アウトプット向けと書いてある。
自分の役割は何かを知る必要があり、決断は少ない量で速く、は参考になった。
内田氏は昔から会話が得意だったそうな。心憎い、というかにくい。
たぶんまだまだ奥が深い話があるんだろうが、うすっぺらい。中古が一円なのは売れたからなのか。
文具説明はよい。今ならどうなるか知りたいな。
くったくのないひととの印象。

竹村 彰通データサイエンス入門 (岩波新書)

入門の入門で目新しいものもなく、すごく概括的で後半戦は読む意味がよくわからないとはいいすぎか。
滋賀大にデータサイエンス学部ができたのはしらなんだ。
よくかんがえると、統計的なデータ的な話を読みたい、何がかわるの?→自動運転、仕事なくなる、囲碁でも勝てるよ!、じゃないんだよ。
もっともっともっと具体的に個別事象が知りたい。特に直近の話が聞きたい。
ある企業の調査とかでこう発見してこう利用してまっせと、そういう本ないかな。
にわかデータファンだと自覚した。

フランシス・ベーコン and 1 moreベーコン随想集 (岩波文庫 青 617-3)

やっと読めた。
知は力なり。むかしに教科書でみて以来憧れ。本を買ったのは10年以上前か。読んでもわけわからん、つまらんと。
いま読むと、うん、なんだかどうだろう。
雑誌のコラム連載かな。
悪い旦那に良い嫁がいるパターン。たまにやさしい旦那。または嫁おれすげー。なかなかな考察です。
庭とか建物の好き嫌いも細かい。
全体を通して、だからなんなんなのさっていう感じかな。総花的?

スコット・パタースン and 1 moreザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち

サブプライム
ザトゥルースはほんとにあるのか。
天才という言葉がたくさんでてくる。たくさんいる天才。
アービトレージ、裁定取引は色々ありそう。きかおくべしと思う。
物理的なものは統計できる。心はできない、限界がある、らしい。
でもやっぱなんとなくかっこよいね、クオンツ
なりたい職種。
続きはフラッシュボーイズ。